中国 時代 劇 ドラマ「漢武大帝」全58話 観終りました!!

以下 全体の簡単な感想 多少ネタバレしてるかも
「風中の縁」というドラマを観終わって 次何を観るか 考えた時に
「風中の縁」では 名前など変えてはいますが 武帝の時代の人々がモデルとなっているので、
ついでというか いい機会なので 景帝&武帝あたりのドラマを続けて観ようと思いまして
このあたり時代を描いたわりと新しい作品だと「賢后 衛子夫」とか「美人心計」があるけど
「風中の縁」の後なので 女性ヒロインの後宮の物語って気分でもないし、 
変化球というより 王道な大河ドラマを観たくて 以前から観たいとは思っていたけど 観そびれていた「漢武大帝」を思いだしまして、調べてみたらこのドラマ 「司馬遷(しばせん)の『史記』と 班固(はんこ)の『漢書』を基にした物語です」と明記しているらしく 自分の希望に近い感じのようなので 「漢武大帝」を観る事に決めました。

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作品としては10年以上前の作品なので古さは否めませんが
役者の演技も良くて 
モンゴルなどで撮影された映像は雄大で、
馬による戦闘シーンも迫力があって見事で
人間ドラマも見応えがあったし 
なかなか面白かったです。

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武帝の父 景帝の時代からはじまります。
劉徹(武帝)が本格的に意志をもって発言したり行動するのは 即位してからなので
景帝が崩御する17話までは 景帝が主人公と言っていいと思います。
景帝の時代からの国家の抱える不安材料とか 権力闘争?人間関係?因縁などを詳しく描くことで
武帝の抱えることなる問題をきちんと明白にしてあるので 
武帝の時代に入ってから 政治的なことだけでなく 感情の動きを含めても 
すべてが腑に落ちる感じに描かれていて、中国史の初心者の私としては とても分かりやすくて 見やすかったです。

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景帝が崩御し 
即位したての武帝は 若さもあり改革の意欲に燃えます。
でも虎符を持つ祖母?竇太皇太后に首根っこ押さえつけられて(それに母に叔母も加わって)
ことごとく反対され阻まれ 上手くいかない状態に陥ります。
(この時のことは相当なトラウマだったんだと 自分の寵愛する鈎弋夫人の結末で 実感しました)
でも少しずつ知恵を付けて 遠回りしながら確実に権力を掌握していく姿は かなり面白くて
見応えがありました。
そして 衰えていく独裁者?武帝と 後継者問題への家臣たちの思惑が絡み 悲劇へ向かっていく所も
興味深かったです。

長編の華流時代劇を観る時は 人物相関図を書きながらみるのですが、今回ももちろん書きました。
登場人物の多い長編は 登場人物の名前を覚えられないので 人物相関図は絶対必要なんです。
みなさんは相関図書いたりしないのかな?

1つ残念なのは 女性たちの衣装やメイク
なんだか 妓女みたいで  幽霊みたいで  キレイというより ちょっと怖かった(笑)
視覚的楽しむことは できなかったのが残念でした。

いわゆるラブ史劇を求めている方にはまったくもって不向きですが、
歴史大河ドラマがお好きな方なら 楽しめると思います







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